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静安寺|夜空の下でライトアップされ黄金�に輝く静安寺。上海市内の古刹を象徴する背景画像。

静安寺 完全ガイド
見どころ・歴史・観光情報

静安寺は、上海市の中心的区域である静安区に位置する、上海で最も歴史ある仏教寺院の一つです。その起源は三国時代(247年) にまで遡り、1,800年近い歴史を持ちます。ユニークなのは、周囲を現代的な高層ビルや商業施設に囲まれながら、境内では厳かな仏教の空気が流れる、「都会のオアシス」 のような存在であることです。特に、陽光に輝く金色の屋根と精巧な建築細工は、モダンな都市景観の中に突然現れる異世界のように訪れる人を魅了します。

1. 主な見どころ

🏯 寺院の建築と空間

静安寺は主に三つの建造物を中心に構成され、コンパクトながらも見応えのある空間が広がっています。
•    山門と宝塔:
o    入口の山門は高さ巨大で、屋根の上には「双龍嬉珠(二頭の龍が珠を弄ぶ)」の金色の彫刻が施され、その威風堂々とした姿に圧倒されます。山門の上層部は実際には宝塔となっており、寺院のシンボリックな外観を形成しています。
•    大雄宝殿:
o    寺院の中心となる本堂で、内部には釈迦牟尼仏の荘厳な黄金の像が祀られています。天井には精巧な藻井、周囲には美しい壁画があり、内部の空間全体が極楽浄土を表していると言われています。
•    梵王宮(観音殿):
o    観音菩薩を祀るお堂です。内部には千手千眼観音の像があり、その優美で慈悲深いお姿が印象的です。ここは特に、安産や縁結びなどを願う多くの参拝客が訪れます。

2. 歴史と文化

📜 静安寺にまつわる歴史と伝説

•    「静安」の由来と移転:静安寺は元々、現在地の北側を流れる呉淞江(蘇州河)の畔に建てられ、「滬渎重玄寺」と呼ばれていました。南宋時代(1216年)、川の流れによる崩壊の危機から現在の地に移転し、当時の年号「嘉定」から一字を取って「静安寺」と改名されました。この名には「静かにして安らぐ」という平和への願いが込められています。
•    「天下第六泉」と静安八景:かつて、静安寺の境内には「涌泉」と呼ばれる名水が湧き出ており、それは「天下第六泉」と称えられました。これを中心に「静安八景」と呼ばれる風光明媚な景観で知られ、文人墨客が多く訪れました。残念ながら涌泉は現在は枯れてしまい、碑が残るのみですが、寺院の長い歴史を物語るエピソードとなっています。

3. 観光の前に便利な情報

住所:

通常の開園時間:

上海市静安区南京西路1686号

7:30 - 17:00(受付終了は16:30頃)
※旧正月や仏教行事など、特別な日に時間が変更になる場合があります。

入場料:

50元(物価変動により調整される場合あり)。境内で販売しています。

4.  観光マナーとご注意

•    宗教施設としてのマナー:あくまで現役の仏教寺院です。本堂内の写真撮影は禁止されている場合が多いので、表示や僧侶の指示に従ってください。また、大声で騒ぐことは控え、静かに参拝しましょう。
•    服装:特別な制限はありませんが、宗教施設にふさわしい、過度に肌を露出する服装は避けた方が良いでしょう。
•    周辺環境:寺院は南京西路という上海随一の高級ショッピングストリートに面しています。伝統と現代のコントラストを楽しむのも、静安寺観光の大きな魅力の一つです。

5.  パンダランドトリップのオリジナルツアーサービス

当社パンダランドトリップでは、日本語でのスムーズな観光をサポートするだけでなく、静安寺の深い魅力を引き出す独自のサービスをご提供いたします。
•    専門ガイドによる仏教と建築の解説:単なる観光案内ではなく、黄金の屋根が意味するもの、各お堂の配置の意味、仏像のポーズや持物の由来など、仏教建築と文化の背景を日本語でわかりやすくご説明します。
•    参拝作法のご案内:お線香の上げ方、礼拝の仕方など、初めての方でも安心して参拝できるよう、丁寧にご案内いたします。
•    ベストフォトスポットのご案内:本堂内部は撮影不可でも、寺院の美しい外観と摩天楼のコントラストを収められる、最高のアングルをご案内します。
•    周辺観光との組み合わせ提案:静安寺観光の前後に、高級ブティックが並ぶ南京西路散策や、路地裏の隠れ家カフェ巡りなど、お客様のご希望に合わせた周辺プランもご提案いたします。
•    日本語での安心サポート:チケット購入から寺内でのマナー、周辺案内まで、すべて日本語でサポートいたします。
都会の真ん中に佇む黄金の寺・静安寺。その深遠な歴史と独特の景観を理解するには、パンダランドトリップの日本語ガイド付きツアーが最適です。仏教文化と上海の歴史に詳しいガイドが、日本語でわかりやすくご案内します。

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